大多喜県民の森キャンプ場を家族で3回利用して分かった、デッキサイトと炊事場の使い勝手

大多喜県民の森キャンプ場の入口
キャンプ場

千葉県大多喜町にある大多喜県民の森は、わが家がこれまで3回利用しているキャンプ場です。初めて訪れたのは2024年秋で、その後も春やゴールデンウィークに利用しました。

木立に囲まれた林間のデッキサイトで、テントサイトは1区画1泊630円。かなり利用しやすい料金で、薪や炭を使った料理は屋根付きの炊事場で行います。何度か利用してみると、デッキサイトの使い方や荷物の運び方など、最初に知っておくと分かりやすいことも見えてきました。

大多喜県民の森キャンプ場の入口
大多喜県民の森キャンプ場の入口。写真は2025年4月に利用したときのものです。

大多喜県民の森キャンプ場の基本情報

現在は予約制で、公式サイトから予約サイトへ進んで予約できます。料金や利用条件は変わる可能性があるため、わが家でも予約前には大多喜県民の森の公式サイトを確認しています。

所在地千葉県夷隅郡大多喜町大多喜486-21
テントサイト17区画・1区画約3.5m×3.5m・5名まで
テントサイト料金1区画1泊630円
ログキャビン9棟・1棟1泊5,230円・5名まで
チェックイン14:00~16:00
チェックアウト10:00まで
車荷物の積み降ろし時は場内へ一時的に乗り入れ可。荷降ろし後は管理棟近くの駐車場へ移動
温水シャワー無料・17:00~21:00
ごみ基本は持ち帰り。処理を依頼する場合は1泊1名300円(泊数分必要)
火の使用薪・炭などを使う調理は炊事場。カセットコンロは備え付けテーブル上で使用可
ペットキャンプ場への同伴不可

場所とアクセス

車では圏央道「市原鶴舞IC」から国道297号で大多喜方面へ進み、大多喜駅前から大多喜城方面を経由して県民の森入口へ向かいます。

Googleマップで開く

周辺の観光や温泉を探す場合は、大多喜県民の森公式の周辺観光案内も参考になります。

わが家はテントサイトを2泊で利用することが多く、サイト料金だけなら1,260円です。温水シャワーも無料なので、家族キャンプでも宿泊費をかなり抑えられています。

大多喜県民の森キャンプ場の配置図
キャンプ場の配置図。写真は2025年4月撮影です。テントサイトのほか、ログキャビン、炊事場、広場、駐車場などの位置が分かります。

木立の中に並ぶデッキサイト

大多喜県民の森で印象に残るのが、杉林の中にあるデッキサイトです。デッキは約3.5m四方で、わが家ではDRASOULのロッジ型テントを設営してきました。

ロッジ型テントは自立するので、デッキでも比較的設営しやすく感じました。一方で、張り綱を多く使うテントなら、デッキでどう固定するかは事前に考えておいた方がよさそうです。テントの大きさによっては、3.5m四方というサイズも確認しておきたいところです。

大多喜県民の森の林間デッキサイトに設営したロッジ型テント
初めて利用した2024年10月。木立の中のデッキにロッジ型テントを設営しました。

デッキはそれなりに大きいので、テントによってはデッキの上にもシートを広げたり、イスやテーブルを置くことも十分できます。また、サイトによってはデッキの下にスペースがあるので、わが家ではここにシートを広げてお座敷スタイルで過ごしました。

大多喜県民の森のデッキサイト前に設置したハンモック
2024年10月。デッキ前にシートとハンモックを置き、子どもたちが過ごせる場所を作りました。

雨だった回には、タープがなかったので急遽テントにグランドシートをつなげ、横にも雨よけを付けて過ごしました。タープを張る場合は、斜面やデッキ、木も使いながらロープを張ることになると思います。

雨の日の大多喜県民の森6番デッキサイト
2025年4月の雨の日。雨よけを追加しているため通常とは違う設営ですが、6番サイト周辺の様子が分かります。

車は場内まで一時的に乗り入れできます

荷物をサイトに入れるために、車を場内に入れることができます。ただしキャンプ中ずっと車を置くことはできませんので、荷物を降ろした後に車を管理棟近くの駐車場へ戻します。

大多喜県民の森キャンプ場の場内乗り入れと荷降ろしの目安図
場内配置図に、実際に荷降ろしのために車で入れた範囲の目安を赤で書き込んだものです。サイトの位置や利用時の案内によって動き方は多少変わると思いますが、荷物を降ろした後は車を管理棟近くの駐車場へ戻します。

赤で囲ったあたりまでは、荷物を運ぶために車で入ることができました。わが家が使った6番サイトでは、ここで荷物を降ろしてからサイトまで運びました。利用するサイトやそのときの案内で多少変わると思いますが、初めて行くときの目安にはなると思います。

わが家が利用した6番サイトでは、荷物を降ろす場所からサイトまでの距離は短く、テントや寝具などの大物を運ぶときはそれほど困りませんでした。ただ、駐車場へ戻る道には坂もあるので、最初に車と荷物の動きを把握しておくと設営がスムーズです。

以前はキャリーカートを持って行かず、サイトと炊事場の間で食材や調理器具を運ぶのが地味に大変でした。その後はキャリーカートを持って行くようになり、クーラーボックスなどをまとめて運べるようになりました。同じ場所へ何度か行くと、こういう小さな改善も増えていきます。

薪や炭を使う料理は屋根付きの炊事場で

大多喜県民の森では、薪や炭などを使った調理は炊事場で行います。サイトごとに焚き火台を出して料理をするキャンプ場とは、この点がかなり違います。

大多喜県民の森の屋根付き炊事場
2026年5月の炊事場。屋根があり、水道とかまどが並んでいます。

炊事場には水道とかまどがあり、近くに木製のテーブルやベンチもあります。わが家ではカレーやナン、焼き芋、豚汁、TSBBQのライトステンレスダッチオーブンを使った鶏肉料理などを作ってきました。料理をサイトから離れた場所でするので、必要な食材や道具を一度に運べるようにしておくと楽です。

大多喜県民の森のかまどで料理をする家族
2026年5月。かまどでダッチオーブンと網を使って夕食を作りました。炊事場での料理も、わが家ではキャンプの時間の一部になっています。

無料の温水シャワーと、ごみの扱い

場内には無料の温水シャワーがあり、利用時間は17時から21時までです。家族4人で利用すると入浴料も意外と積み重なるので、サイト料金の安さと合わせて助かっています。

3回目に利用したときは、シャワーの温度が少し安定しにくいことがありました。ただ、それ以前の利用では特に気にならなかったので、その日の状態もあったのかもしれません。

ごみは基本的に持ち帰りです。処理をお願いする場合は1泊1名300円で、宿泊する日数分の料金がかかります。たとえば4人で2泊する場合は、300円×4人×2泊で2,400円です。わが家ではこれまで持ち帰っています。

子どもとは森を歩いたり、場内で遊んだり

キャンプサイトの周囲は木立に囲まれていて、園内には遊歩道や広場、竹に関する施設もあります。わが家では林の中を散策したり、広場で遊んだり、竹工芸センターを見に行ったりして過ごしてきました。

大多喜県民の森の林の中を家族で散策する様子
2024年10月。キャンプの途中で林の中を散策しました。サイトだけでなく森の中を歩けるのも、この場所らしい過ごし方でした。

子どもが小さい頃は、大人が見守りながらサイト周辺で遊ぶ時間が中心でしたが、再訪するうちに自分たちで遊ぶ時間も増えました。3回目には近くにいた子どもたちと自然に一緒に遊ぶ場面もあり、同じキャンプ場へ通っていると子どもの変化もよく分かります。

大多喜県民の森の場内で遊ぶ子どもたち
2024年10月、場内で遊んでいたときの様子。キャンプの合間に子ども同士で遊ぶ時間もありました。

キャンプ場の外でも少し遊びたいときは、歩いて10分ほどのところにある「おたっきーパーク(大多喜お城の森公園)」も便利でした。大型遊具があり、わが家もキャンプの合間に立ち寄って遊びました。車を出さずに行けるので、子どもの気分転換にも使いやすかったです。

おたっきーパークの大型遊具
キャンプ場から歩いて10分ほどのおたっきーパーク。大型遊具の全体が分かりやすく、キャンプの合間に子どもを遊ばせる場所としてちょうどよかったです。

3回利用して感じている大多喜県民の森

大多喜県民の森では、林の中のデッキにテントを張り、薪や炭を使う料理のときは炊事場へ移動して過ごします。サイトと炊事場を行き来しながら、森や広場でも遊ぶ。わが家では、この場所ならではの過ごし方も含めて気に入っています。

何よりテントサイトの料金が低く、温水シャワーも無料なので、2泊3日の家族キャンプをしやすい場所です。最初に来た頃はまだ小さかった子どもたちも、再訪するたびに遊び方や料理への関わり方が変わってきました。

設備が豪華だから何度も来ているというより、家族で無理なく過ごせて、季節を変えてまた来やすいことが、結果的に3回の利用につながっているのだと思います。

清和県民の森・内浦山県民の森との料金やサイト、車の横付けなどの違いは、千葉県の県民の森キャンプ場3か所を実際に泊まって比較した記事にまとめています。

大多喜県民の森でのキャンプ記録